巻き爪矯正記録 (自己流)

長年つきあってきた右足親指の巻き爪がついに痛くなりました。そのときの対処方法および経過記録です。

 2008年10月、右足の親指が巻き爪のため痛くなりました。
若い頃から巻き爪であることに気がついていましたが、痛みはなかったために放置して数十年。
ついにその痛みを経験するハメになりました。かなり不愉快な痛みであります。
うつ伏せで寝ころんでも、痛みのため右足(親指の爪)は床につけられません。
もちろん爪を押してみたり、圧迫されても激痛が走ります。

巻き爪が痛くなったときの対処方法

 爪が内側に巻き込んでくるので、巻き込みの限界が痛みとして現れたのです。
ですから、巻き込んでいる爪を広げれば痛みはなくなると考えました。
身近にあってお金のかからないモノ・・・・・・それは「爪楊枝(ツマヨウジ)」でした。
爪楊枝はハサミなどでかんたんに切れますし、何本か使ったとしてももったいなくないですし。

爪楊枝で巻き爪を広げる  見苦しくて申し訳ありませんが、こちらが実際の写真です。
皮が白く固くなっている部分まで巻き込んでいたのです。

 この方法を実行するにあたり、注意した点があります。
・いきなり大きく広げない
・数日かけて少しずつ広げ幅を増やす
・風呂上がりの爪がふやけている(やわらかい)状態で行う
・この爪だけは爪切りではなく、ヤスリで手入れをする

 最初にこの方法を行ったときの広げ幅は0.1mm〜0.2mmくらいでした。
一気に広げてしまうと爪の裏側に裂け目ができて、爪の根本に向かって割れてしまう恐れがあります。
ですから、少しずつ広げていく必要があるのです。

 巻き爪の痛みですが、これを始めたその日からなくなりました。(意図的に爪を押したりすれば痛みはあります)
私が長いあいだ巻き爪の痛みが発症しなかったのは、それなりに聞き及んだ知識で気をつけていたからだと思います。
それは以下の2点です。

爪を切りすぎない

 巻き爪だと伸びてくるほど巻き込み度合いが凄く感じてしまいます。
ですから、ついつい深爪をしてしまいがちですが、これは逆効果であるといえます。
爪の適正な長さは指先と同等程度です。指の平が受ける圧力や衝撃を受ける、受け止める働きが爪にはあるようです。
ですから爪が伸びて白くなっている部分を、ギリギリまで切ってしまうのは御法度なのです。

歩き方

 歩き方については、しっかり踏み蹴る歩き方を、気がついたときは心がけていました。
正しく歩けていない、しっかりと踏み蹴っていない(親指を使っていない=爪が圧力を受けない)ために、巻き爪という症状を起こしてしまったのだと私は考えました。
実際にどのように歩いたかというと、踏み蹴る足の方のお尻の筋肉を使い、カラダ全体を前に押し出すイメージです。
そうするとバランスを取ろうとして反対の足が自然と前に出てくるのです。
足を前に出すのではなく、お尻の筋肉で踏み出す。そして、しっかり踏み蹴る。
余談ですが、お尻の筋肉を使って歩くのですから、女性にとってはヒップアップにもつながるのでは・・・・・・

この方法の弱点

すぐに外れてしまう

 普通に歩いているだけで簡単に外れてしまいます。
ですから、爪楊枝を爪に挟んでいるあいだは、上記に書いているような歩き方はできません。
多少親指をかばう感じの歩き方になってしまいますが、それでも片側が外れてしまいました。

楊枝が外れると爪が元に戻ってしまう

 せっかく広げていた爪が、外れたらすぐにはめ直してあげないと元の巻き爪の位置に戻ってしまいます。
テープを貼ったり、バンドエイドを貼ったりしてなんとか固定できないか試してみましたが、結果は同じで片側が外れてしまいます。
指先にかかる力、爪が受けとめる圧力は相当なものだと改めて実感しました。

広げ幅に限界がある

 爪楊枝を爪に挟むことである程度は巻き爪も広がるようになります。
しかしその広げ幅に限界が訪れます。
爪楊枝をはさめなくなるまで爪が広がると、そこが限界です。
この段階で次なるステージの矯正方法を考えなければなりません。

 まとめ
・痛みを取るのには有効
・完全な巻き爪矯正にはならない

 その他痛み対策
ティッシュをほんの少しちぎってまるめ、巻いている爪と指のあいだに挟んであげましょう。
矯正としての効果はありませんが、その場の痛みを取るには効果あります。
これも簡単に外れてしまい、気がつくと靴下の中でゴミと化しています。

形状記憶合金ご存じですか?

形状記憶合金矯正との比較 2009/05/20 現在は写真のように形状記憶合金にて矯正中です。
単純に上下を比べていただけば、矯正効果はおわかり頂けると思います。

 上の写真の爪には余分な穴があけられていますが、形状記憶合金の太さに応じて穴の位置を変えています。
下の写真は爪楊枝を挟んでいた頃の写真で、爪楊枝を取って風呂に入って出てくると、このようにほぼ元の巻き爪の位置近くまで戻してしまいます。

 上の写真で、爪の左側部分を見てください。
爪の根元と先端の真ん中くらいが、内側に湾曲しています。
この部分に若干の痛みがあります。
しかし気にすれば気になるし、気にしなければ何の問題もない。
その程度の痛みです。
巻き爪矯正に伴う痛みであると、自分ではそう解釈しています。
この湾曲が直線になったときが、矯正終了の合図だと考えています。

 爪楊枝によって爪を広げること自体には爪も慣れていたので、形状記憶合金矯正への移行は難なく進められました。

ここで使用する形状記憶合金は、曲げてもまっすぐに戻るように記憶されています。
その戻る力を利用したのがこの矯正方法です。

爪に穴をあける

 爪が伸びていることが前提です。(爪を切りすぎないに記述程度の爪の長さ)
これを始めるまでは穴をあける不安だとか、面倒くさいとか、そんな感情もありましたが、いざ始めると爪楊枝で必死になっていた苦労が何だったのかと思えるほどです。
爪の硬さや厚みによって穴あけ位置を決めます。
私の爪は柔らかい方なので、爪の端に穴をあけて試したときはその部分から跳ね上がるほどでしたので、これは失敗とばかりにすぐに中止して穴をあけ直しました。
これを踏まえて穴を空けなおしたのが以下の説明になります。

穴のあけ方

 垂直ではなく、ほんの少し角度をつけます。
上の写真でいうと、穴の位置から爪の先に向けて少し斜めに穴をあけています。
この微妙な角度によって形状記憶合金の先端が指に刺さる力を軽減させています。
(といっても形状記憶合金を適度な長さにしておけば、刺さりもしなければ痛い思いをすることもありません。)
さらに、左側の穴でいうと、穴の位置から少し左側に向けて穴をあけています。
この角度がないと、穴の位置だけに反発の力がかかってしまいます。
この角度によって、穴の位置から爪の裏側(形状記憶合金が接触している部分)で反発の力を受けられます。
これにより爪が割れてしまうリスクも軽減できます。

穴あけ位置 この写真のようなドリルで穴をあけます。
爪の裏側から穴あけ作業をするのがベストなのでしょうが、角度をつけた穴あけは裏側からでは無理があります。
私は上からあけてしまいます。
ただし、慎重に少しずつあけていきます。
ドリルを使って穴あけをしたことがある人にはわかると思いますが、貫通した瞬間に一気にいってしまいます。
へたすると巻き爪より痛い思いをするハメになるので要注意です。

使用する形状記憶合金の太さですが、まずは細いモノから始めるのがベストでしょう。
この場合も少しずつ広げていくのが鉄則です。
私の場合は0.5Φ(直径が0.5mm)がベストのようです。
この方法を試すならこちらのショップのセット品を購入すると便利です。
ドリルも付いてますし、形状記憶合金も細いものから試すことができます。

ニッパ これはホームセンターなどで売られている工具のニッパです。
形状記憶合金をカットするときに必要になります。
0.4mmの形状記憶合金でも、ハサミや爪切りで切ろうとすると刃がダメになります。
100円ショップのニッパも同様に刃がダメになりました。
工具のニッパを使うことをお勧めします。

爪の先端が下を向く 2009/06/05現在
こちらの写真では爪の先端が下を向いているのがわかると思います。
このように爪の先端が下を向けば、巻き爪矯正の半分は成功したと考えられます。
実際に1日だけ形状記憶合金をはずしてみましたが、巻き爪の状態に戻ることはありませんでした。

巻き爪矯正に伴う痛みに関しては、現在ではなくなりました。。

形状記憶合金がはずれることはないか?

あります。
ただし、この方法に切り替えてからすぐの段階で2回だけです。
普通に歩いている(仕事中)最中にはずれました。はずれた理由は不明です。
その後は一度もはずれていません。

治りました

巻き爪治りました 2011/02
現在では巻き爪も解消して、形状記憶合金をしなくても大丈夫です。
去年の段階でほぼ治っている状態だったのですが、自分なりに納得のできる終着点を探っていました。

最近まで形状記憶合金をしていましたが、やり過ぎていると今度は爪が浮いてきてしまうので、とりあえず終了。

今後は、また巻き爪になっていってしまうのか、じっくり観察したいと思います。